全専研会は地域人材支援センターを会場に2日間開催され、北は北海道から南は九州まで全国から350人を超える方が参加しました。全国の「専攻科」や「学びの作業所」で学ぶ学生・青年は約90人、エコールKOBEの学生も含めると全体で120人の参加がありました。青年の生き生きとした姿や青年交流会での発表に多くの参加者が感動し、専攻科づくりの取り組みに確信を持つことができました。エコールKOBEとしてはサッカー部活動、新喜劇、パネル発表をはじめ集会全体を通して全国に学園の全体像を紹介してきました。
参加者からは「神戸らしい雰囲気で良かった」「専攻科の広がりを感じた」「神戸にもすばらしい学園ができたことがよくわかった」「すごいパワーをもらった」・・・といった感想をたくさんいただきました。
集会の初めに公開講義としてサッカー部の活動を見ていただきました。吉川先生の指導の下で、23人のサッカー部員が生き生きと楽しく活動する姿は、見学者に多くのことを提供し、のちの講義研究会での活発な話し合いにつながりました。
「運動を苦手とする学生たちがとても楽しそうに参加されていた姿が印象的でした。指導者の思いがとてもよくわかり専門性の高さがあるからこそ小さな成長、成功、変化に敏感でメンバーの気持ちを盛り上げて次へと向かう気持ちを育てていらっっしゃるのだと思いました。」といった感想も寄せられました
1日目の青年交流会では、全国の「専攻科」や「福祉事業型専攻科」「学びの作業所」などの青年が一堂に会して交流しました。全国から10の学園、事業所、団体がそれぞれのカラーを発揮して堂々と発表する姿は、参加者に元気と学びの場の大切さを改めて感じさせられました。エコールKOBEの学生実行委員会が運営の主体になったのもよかったです。
夕食交流会は神戸、長田のグルメを取り揃えてのもてなしになりました。ボランティアの皆さんの協力で、たくさんの食材を準備して盛り付けていただきました。各テーブルごとに参加者の会話と交流の輪が広がりました。地元のおいしい食べ物を予約しての準備は大変でしたが、参加者からは大変好評で「おいしくて楽しくてあっという間の2時間」「いろんなジャンルの食べ物に大満足」といった感想をいただきました。第1部のお母さんたちによるハンドベルの演奏、学生の学園歌も全国の参加者に大きなアピールになりました。