学園長あいさつ

 エコールKOBEがスタートして8年目を迎え、6回卒業生を送り出してきました。

 「もっと勉強したい。」「お兄ちゃんやお姉ちゃんみたいに大学に行きたい。」「もう少しいろんなことを経験したい。」という障害のある青年のねがい。

 「大学のようなところでもう少し学ばせたい。」「いろいろ体験し、青春を謳歌してから社会に出してやりたい。」「どうして障害のある子は18歳で社会に出ないといけないのか?」といった家族の声。

 「ゆっくりじっくり時間をかけるともっとのびるのに。」「社会に出る前に自分づくりの時間が必要では。」「働くための土台になる力をつけさせたい。」といった学校の先生方の声。

 エコールKOBEは、そんなねがいや声を実現する事業として7年間歩んできました。

 学生たちは、生き生きと学び、人間として成長していきます

 学校から社会への、子供から大人への移行期にゆっくりじっくり時間をかけて学び、体験を積み、社会に出て行いける事の大切さを実感しています。

 私たちは、こうした学びの場が広がっていくことで、障害児の教育権保障の第3のうねりになり、養護学校が義務化されたように、高等部の希望者全入が実現したように、やがては教育の制度としての「専攻科」に発展していくことを願っています。

福祉事業型「専攻科」エコールKOBE
学園長 河南 勝