今年も2年生は初めての海外旅行でグアムに行きました。今年は昨年以上に不安な面がありましたが、パスポートの申請に始まりしおりづくりまでの準備活動を重ねるうちに学生の不安も少しずつ減っていきました。パスポートの写真を撮りに出かけ申請書類に記入して自分で申請しました。グアムのことを調べ活動内容をグループで話し合って決める、アクティビティーや食事するレストランを選択する、アメリカドルについて学習、荷物の確認、おみやげについて考えるなど一つ一つ学習しながら準備してきました。関西国際空港への下見とドルへの換金、さらに飛行機に搭乗する際の手荷物チェックや入国審査のシュミレーションも体験しました。そして自分の行程を確認するしおりも完成させました。それでも不安はいっぱいでしたが、それを上回る期待でわくわくし、「もうすぐグアムやな」と声をかけてくる毎日でした。
当日は朝早く関西国際空港に全員が集合でき、飛行機の出発が遅れるというアクシデントはあったものの無事にグアムに着くことができ、すべてのスケジュールを楽しんで旅行を終えることができました。ビデオのインタビューの「グアム最高!」と答えた学生の言葉にすべて集約される旅行でした。
【1日目】無事に入国。さっそくグアムの海だ!
一番心配した入国審査ですが、時間がかかったもののトラブルなく通過し、空港を出ました。
グアムの空港の外は、寒い日本と違い30度近い熱気を感じて「ここは南国やな」と感じました。
バスでホテルに到着、部屋割りが発表されて部屋に移動。遅い到着だったために水着に着替えず海に行きました。海では海岸の水際で遊び、グアムの夕暮れの風を感じました。
ディナーとチャモロダンスショー
夕食はホテル内の大きなレストランでのディナーとダンスショーです。グアムのチャモロダンスのショーを見ながらの食事。学生の一人が舞台に上がり踊るシーンもあり、素敵なナイトショーでした。
【2日目】楽しかった!「海とプールのアクティビティー」
グアム旅行のメインとなる活動日。午前中から1日目にできなかった海のアクティビティー。さっそくシュノーケルをしたいグループとカヤックを体験したいグループに分かれての活動です。少し波がきつい中での活動になりましたが、シュノーケルではめずらしい南の海の魚を見ることができ楽しみました。カヤックは二人乗りで、風にあおられてひっくり返るハプニングになった人もいたようですが、楽しみました。海に入れない(入りたくない)学生は海岸でそれぞれの楽しみ方で過ごしました。海で楽しんだ後は、ホテルの中のプールです。ウォータースライダーは人気です。最初尻込みしていた学生も友だちの楽しそうな様子をみてチャレンジ。歓声を上げてドボン!再度チャレンジしたくなる楽しさでした。大きなプールでいろんな楽しいゲームをしたり、泳げる水族園を楽しむ学生もいたりで午前中目いっぱい楽しみました。
カルチャーエコパークでチャモロ文化にふれる
午後には全員が一緒に昨年は行っていないカルチャーパークに出かけました。チャモロの文化や自然にふれる公園です。チャモロ人の昔からのダンスやヤシの木に登る様子や実を割って中味を取り出して食べるところまで紹介してもらいました。チャモロの人たちの昔の住まいや生活にふれることができる機会になりました。
チャモロビレッジナイトツアーを楽しみ、バーベキュー
夕方には水曜日だけ開くというチャモロビレッジナイトツアーに出かけました。古くからある島民の市場ですが、今は観光になっていて民芸品や食べ物が屋台で出されています。買い物グループで行動し、おもいおもいの買い物やヤシの実ジュース、くだものジュースなどを飲んで楽しみました。1時間程度でしたが、時間が足りないぐらいでした。ヤシの実にストローをさして飲む姿や買ったサングラスをかけて写真におさまる学生の姿も見られて、本当に楽しそうでした。
ホテルに帰ってからは、海辺のレストランでバーベキューをいただきました。牛肉・鶏肉やえび・いかなどをお腹いっぱいになるまでいただきました。
【3日目】島内観光(海中展望台、恋人岬、マイクロネシアモールでの買い物)
旅行の最終日は、朝からバスで島内観光。まずは海中展望台です。海の底の方まで展望台を降りていくと魚が泳ぐ姿が見れます。いろんな種類の魚が目の前を泳ぐので、しばし食い入るように見ている学生たちの姿がありました。
次はグアムで最も有名な観光名所「恋人岬」です。昔の悲恋の場所(恋人が身を投げた)ですが、絶景ポイントです。あちこちでペアやグループでまた先生も交えて思い出の写真をいっぱい撮って楽しみました。
最後はマイクロネシアモールでおみやげの買い物です。約1時間半買い物グループで広いモール内を歩いての買い物です。手ごろなABCストアなどが人気でチョコレートやココナッツ、アクセサリーなどを買う姿が見られました。もちろん1年生や留守の先生、お世話になっている人へのお土産などもみんなでお金を出し合って買いました。
2泊3日の旅もあっという間にフィナーレを迎え、帰りの飛行機の搭乗手続きも無事に終えて3時間ほどの飛行で関西国際空港に到着。出国審査を終え、荷物を手にしたらもうお迎えの家族のいる出口です。お母さん、お父さんの顔を見て、嬉しそうな表情の学生たちでした。
無事に旅行を終えることができ、最高の思い出ができたのは、みなさんのご協力があったからだと思います。本当にありがとうございました。