2年生 2.2に発表
研究ゼミ発表会は自分で興味・関心のあるテーマを自由に設定すること、そのテーマ設定の理由を書くこと、研究内容をまとめること、まとめと感想を書くことが求められます。研究を継続してまとめるプロセス、聞く人を意識して発表すること、さらには友達の発表を聞くことなど、それぞれ違う要素が力として求められます。それらを見事に力をつけ発揮した学生たちでした。
発表会には来年度入学予定の生徒さんやご家族、支援学校の先生方の出席もありました。
先に発表した2年生は、昨年に続き2回目ということで慣れていることもあって、ずいぶん落ち着いて発表できました。11人の発表でしたが、日ごろの研究についても昨年以上に研究姿勢がよくなり、まとめに入る手順も早くできました。
1年生 2.16に発表
初めての発表となる1年生は、昨年の入学前に見学していたこともあって、雰囲気は理解できる様子で16人全員が5分の発表時間をほぼ守りながら個性豊かに発表できました。
テーマ設定もスムーズで自分の関心のあるテーマだけに研究ゼミの時間も集中して取り組めていました。全員が先生の応援も受けながらパワーポイントを使った分かりやすい発表が工夫できていました。
渡部先生の講演会も開催
1年生の発表会の後には、神戸大学の渡部先生の講演会を開催しました。参加は職員も含めて約30名でしたが、専攻科の実践の意義について深めることができました。
講演の中では鳥取大学付属専攻科の中での青年の変化を追いながら、具体的に専攻科実践の意味を考える機会になりました。二重の移行支援ということで、学校から社会への移行支援と子どもから大人への移行支援について話があり、青年期の揺れ動きの中で「かけがえのない自分」をつくることについて学ぶことができました。また、参加されたご家族の皆様からエコールでの学生の変化についてお話いただきより深めることができました。